〔復興支援〕レポート3

2月の連休を利用して、河合真金アシタントコーチ(木曜・金曜U-12)福島県南相馬市の災害復興支援ボランティアに参加してきましたので報告します。来月の3月11日で、あの東日本大震災から2年が経過します。
 
〔復興支援レポート〕
 
今回は、土で埋まった側溝を探しながら掘っていく作業を半日行ないました。石やワラなどが邪魔になってスコップが上手く使えないので、クワなどで土を掘り返しながらの作業。ちなみに、田んぼのガレキなどの撤去はボランティアさんたちが、震災直後から行ってくれていたようで、表面のがれきはほとんど見当たりません。
 
家は、柱が何本か無くなり少し傾いています。家の中や庭は、色々な物がかき混ぜられている??と思わせるほどの状態。1日と半日、ボランティアが十数名で取りかかっても全く終りが見えず、翌日も継続案件となりました。
 
家主さんいわく、「余りにもひどいので、お願いするのが申し訳なくて・・・・」と
震災後2年もの間手付かずになっていたようです。オレンジ色の袋は 「トン袋」と言って、土のう袋の1t用。これに、可燃物、不燃物、コンクリート・かわら、ガラスと分別しながら入れていきます。そして、業者が運びやすいように、車道の脇等にキレイに並べるのだけれど、随分前から放置されたままのトン袋が多々あります。少しづつかもしれませんが、復興に向けて外観だけでなく、被災者の心が前に進んで行く事を応援していきたいという思いでいっぱいです。
 
南相馬市は震災直後、およそ71000人いた住民が10000人まで減ったそうです。今は47000人位まで戻ってきています。4月1日からは、隣の浪江町の警戒区域も解除され、出入り自由になる予定。ますますボランティアが必要になりますね。
 
 
被災者の方々に考慮し、建物や場所が特定できない画像のみを掲載しています。
 

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