〔復興支援〕2013年12月21日~12月22日

〔復興支援レポート〕
河合真金コーチ 福島県南相馬市小高区のボランティア活動

私が行っているボラセンのブログ↓

http://ameblo.jp/v-home-net/entry-11733513072.html

 ◆12/21(土)家財道具の解体・分別して トン袋へ
母屋・納屋・離れ・作業場(建築関係?)・庭があるとても広い敷地での作業。被災者の方も立ち会って下さり、一緒に作業をして下さいました。家具など大きいものは、鋸やハンマー等を使いながら小さくしてから詰めていく。入ればいいと言う訳ではなくて、出来るだけ隙間の無いよう入れるためです。10名のボランティアでも、継続案件になるだろうと予想していましたが、スムーズに進み、完了。今朝会ったばかりの見ず知らずの人達でチームを組み、現場到着後初めてリーダーから指示を仰ぐのに、それぞれが自分のできることを率先して行っているから、チームワークは完璧です。帰り際、被災者の方から、「凍天(しみてん)」をご馳走になりました。ドーナツ生地に凍み餅を入れて揚げたものなんですが、メチャメチャ美味しいんです。震災後営業できなくなり半ば諦めていた「木乃幡」さんが全国の方の応援により見事復活した南相馬の名物です。
~トン袋について~
トン袋はボランティアさん達が自主的に企業に交渉し、中古を分けていただいて、洗浄し、運搬しやすいように畳み、フェイスブックやブログなどで運搬ボランティアを募集してボラセンに持ち込んでいます。本当に大変な事で、仕事をしながら、ボランティアがボラセンに向かう時間に合わせて、夜間早朝関係なく高速のPA等で受け渡しをされているんです。中古のトン袋は畳んでも嵩張るので、自家用車では量は運べません。運搬の為にトラックを借りて運んで下さる方もいたり・・・。ボランティアさん達でいろんな方がブログやフェイスブックにアップして情報交換がされているんです。現場に行けなくても目に見えない所で支援している方が沢山いるんですね。
◆12/22(日) ハウス解体後の鉄パイプの切断と片づけ
ハウス解体後の畑に何百本と並べられている長い鉄パイプ。この鉄パイプを撤去する為に、軽トラに載る長さに切断する作業。(こんな作業もあるんですね)兎に角量が多いので、2台しかない切断機をフル回転させても全く終わりが見えず・・・・。私は、畑に埋まっていた30m程の長さのビニールをスコップ等を使いながら数人がかりで引っ張り出したり、ハウスに使用されていた金具や針金等々を拾い集めたりの作業を行いました。鉄パイプの切断は継続案件となりましたが、片づけは完了。見た目、かなり綺麗になりました。南相馬は海に近いので、雪は殆ど降らないそうです。私は雪の中作業した事はありません。朝晩はかなり冷えますが、作業して動いていれば寒さは殆ど気になりません。日中は浜松と同じで、風さえなければ過ごしやすい所だと思います。ただ、南相馬に行くには山を越えなければならないので、雪が積もっている事が多々あります。

今回は地元の方のご好意で、ご自宅にボランティア3人宿泊させていただき、朝食をご馳走になり、お弁当まで用意していただきました。感謝の気持ちでいっぱいです!!

画像①ボラセンのアイドル「チロ」
画像②鉄パイプ切断
画像③鉄パイプ切断
画像④作業後に刈払機のメンテナンスをしてくれるベテランさん
画像⑤銀世界
画像⑥お弁当
画像⑦思いが詰まった中古のトン袋

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です