〔復興支援〕2014年1月24日~1月25日

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〔復興支援レポート〕

河合真金コーチ 福島県南相馬市小高区のボランティア活動

◆1/25(土)

〈午前〉被災者宅の枯草刈り
庭にプラスチック製の乗用玩具だけポツンと置かれていた。劣化も進み、長い蔓が巻き付いている。思い出が詰まっているんだろうな?こういう光景は多々あって、その度に目頭が熱くなります。ボランティアセンター(ボラセン)から現場への移動中、校庭の土を取り除いたり、タンクに集められた高圧洗浄機等で除染した後の汚染水を濾過する作業が行われていました。行政が行うものなんですが、正直、今頃?と感じたのは私だけではないかと思います。でも、道路や橋の補修もあちこちで行われているのを見ることが出来るようになり、やっと、やっと、少しずつ動き出したかな?という気がしました。

〈午後〉刈った草樹をトン袋へ詰める作業
昨年夏頃、ボランティアが刈った草樹をトン袋へ。刈った草樹は、完全に乾燥するまではトン袋には入れません。乾燥すれば、小さく切る・折る等が比較的簡単にできて嵩の減量になり、トン袋にギューギュー詰めに出来るからなんですね。足が不自由で、杖をつきながらも一緒に作業をして下さった、80歳と85歳のご夫婦。笑顔で、でも少し寂しそうに「20年間二人っきりでこの家に住んで来たんだよ」と仰っていました。ご夫婦の配慮で和やかに、スムーズに作業完了することができました。

 

◆1/26(日)

〈午前〉枯草を刈りトン袋へ
昨日からの継続案件でしたが、無事完了。広い庭の片隅に、蠟梅(ロウバイ)が!人気のない静まり返った所で、頑張って生きていました。

〈午後〉キッチンの棚を取外し運び出す
立ち会って下さった奥様は、家具の片づけで腰を傷め、残ってしまったキッチンの吊戸を外して敷地内に移動して欲しいというものでした。ログハウス調で暖炉もある素敵なお宅には、「毎日来れないかもしれないから」と、猫砂が入った段ボール箱が沢山並べられていました。現在は1Kのアパート生活。使いたくても置く場所もないからと、仰る。立入が可能になっても、避難生活で最低限必要な物を揃えたり、放射線量が心配だったり、一年も放置された家は傷みが激しく、電化製品は使い物にならなくなったり・・・。「やっぱり住んでいないと駄目になっちゃうんだね」と、以前仰っていた方の言葉を思い出しました。

作業だけでなくボラセンと宿泊場所の往復等、南相馬に行く度に必ず利用する6号線。今は寂しく辛くなってしまう光景が続いていますが、数十年後には桜で埋め尽くされ、大勢の人のが集まる場所になっている!!想像するだけで嬉しくなる壮大なプロジェクト!是非HP見てください!

 

★★30年後の故郷に贈る「ふくしま浜街道 桜プロジェクト」 163キロ 2万本の植樹を目指して!!★★

http://www.happyroad.info/

画像①除染作業中

画像②除染作業中

画像③ボラセンの目の前にある区役所内の「NPO法人 ほっと悠」さんのCafe”いっぷくや”

画像④”いっぷくや”さんで菓子パン一つ購入しただけなのに・・・。なんと!これ全部サービス。

画像⑤蝋梅(ロウバイ)

画像⑥「安い!大きい!美味しい!」有名な「今野畜産」さん

画像⑦今野畜産”さんの唐揚棒

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今野畜産 (2)

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