〔復興支援〕2014年9月13日~14日

←竹田ボランティアセンター
 [復興支援レポート]
河合真金コーチ
■兵庫県丹波市・豪雨災害のボランティア活動
丹波市市島町中竹田に9月1日に立ち上げられた「竹田ボランティアセンター」に行ってきました。8月16日、丹波市では24時間雨量で400mmを記録したところがあり、土砂崩れは、196カ所・市島町だけでも123カ所と言われている所。数キロ車で移動するだけでも山肌が滑り落ちているのが何カ所も確認できた。
 
 ①9/13(土)
奈良の方と4.名で依頼主さんご夫婦と床下の泥だしを行いました。近くの溜池が決壊し床上50㎝以上の浸水だと確認できる跡が壁に残っていた。床板を剥がし、生チョコレート状に堆積した泥15㎝~20㎝をスコップですくいバケツに被せた土嚢袋に入れる。粘土質の為スコップにまとわりついて思うように作業が進まない。
②9/14(日)
別の方と4名で昨日と同じお宅へ。1部屋の泥だしが完了したため、別の部屋の床板を剥がしたら、生チョコを更に柔らかくしたような泥が堆積していた。二日間で泥だしが完了出来たのは2.5部屋と廊下のみ。ボランティアが足りない。現在、ボランティアの受け入れを県内のみ・団体のみと制限している被災地が多い中(広島や丹波の一部)今回行った「竹田ボランティアセンター」は、県内外・初心者・個人問わず受け入れています。流木・土砂の撤去・床下泥だし・田畑、農道側溝の泥だし・稲刈り等々やらなければいけないことは山ほどあるにも関わらず余りにもボランティアが足りなすぎる。そう感じました。過疎化している町なので地元の高齢者だけではどうにもなりません。一件の泥だしだけで一度に10人入ったとしても何日もかかる作業です。そして、泥だししただけで住めるようにはなりません。住めるようになるにはいくつもの工程が必要で、まだまだ時間がかかります。今回お手伝いしたお宅のご夫婦は何度も泥の夢を見たと仰っていました。兎に角人海戦術でやっていくしかありません。ボランティアが足りないんです。初心者でも女性でも出来ることは沢山あります。徒歩二分の所に「丹波竹田駅」もありますので電車でも行けます。福島は郡山から夜行バスと電車で来てくれているボランティアさんもいました。浜松から車だと休憩しても4時間半で行けます。10/31まで入浴施設(3カ所)・高速代(事前申請必要)も無料です。行って、現状を見て、自分に出来る事してみませんか?
画像①②③・・・床下の泥
画像④・・・あちこちに見られる土石流の跡

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